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内閣官房や厚生労働省から、経済団体や各事業主に就職・採用活動にかかる様々な要請を出しています。
就職活動をされる学生の皆さんに関係する事項を、こちらのページに記載していますのでご確認ください。
「(内閣官房)就職・採用活動に関する要請・(厚労省)公正な採用選考について」
(参考)
内閣官房「就職・採用活動に関する要請」
厚生労働省「公正な採用選考の基本」
通常、就職活動は学生が企業等へエントリーすることでスタートしますが、
近年、逆求人サイト(スカウト型アプリ)に学生自身がプロフィールを載せ、企業側から選考プロセスへの応募を提案するという形式が増えています。
一見、就職活動に多くの労力を割かず、企業に選出してもらえる便利なシステムのように見えますが、
メリットだけでなくデメリットもありますので利用前に必ず下記文章を読み、利用する場合は、細心の注意を払ってください。
逆求人サイト(スカウト型アプリ)側は、学生の内定受諾によって売上が立つ仕組みです(新卒紹介サービスも同様)
【メリット】
・エントリーをしなくても、多くの企業からプロフィールを見てもらえる可能性がある。
・志望する業界や企業だけではなく、思いもしない業界・企業からオファーがあるため、改めて自分の強みや可能性に気付ける可能性がある。
【デメリット】
・登録後、企業説明会への参加や担当者(スカウト側)との面談の電話/LINE通話連絡が頻繫に入る可能性がある。
・自分自身で企業をしっかり調べることなく選考が進むことがあり、内定取得後に進路先を悩む可能性がある。
・頻繁にログインしないと意欲が無いとみなされ、全くオファーが届かないこともある。
・採用担当者のスキル・経験に依存するため、企業内で明確な採用基準がない場合、担当者と役員の認識のズレがあり、
混乱が生じる可能性がある。
・スカウトのシステムによっては、一斉オファーを出す機能があり、単に採用人数を確保する囲い込みのために使われる可能性がある。
・スカウト側(求人紹介者)の目標達成のため、頻繫に電話やLINEでの進捗確認や内定受諾を迫ることもある。
毎年、逆求人サイト(スカウト型アプリ等)が関係するトラブルや相談が発生しています。
先輩から勧められた、周りの人たちが使っているなど、きっかけは様々あるかと思います。
利用者は何をもって「良い」と勧めるのか、それは本当に自分にとって「良い」のかを、
上記のメリットとデメリットも踏まえて熟慮してください。
利用する場合は、提示されたオファーを取捨選択するのはあくまで自分自身であり、不要なものはきちんと断るなど、
自分の意思で応対する必要がある、選択の主導権は自分自身にあることに留意してください。
就職活動中の学生の不安に付け込んだ、「就活ビジネス」によるトラブルが毎年発生しています。
就職塾やキャリアアップセミナーに関連したトラブルで、全国の消費生活センターに寄せられた相談例としては、以下のようなものがあります。
◆就職塾、セミナー
先輩や友人からの紹介であっても、安易に個人情報を提供したり、支払いの契約を結ぶことがないよう注意してください。
また一般的な就職塾であっても、高額な費用に対して必ず結果が約束されるものではありません。
活用については慎重に検討し、少しでも不審な点があれば、最寄りの消費生活センターやキャリアセンターまでご相談ください。
◆就活エージェント
就活エージェントは皆さんの内定受諾によって、紹介先企業から収入を得るビジネスモデルです。
大手から中小まで様々なエージェント会社がありますが、中には一部強引に内定受諾を迫る会社も存在します。
仕組みをきちんと理解した上で、利用するようにしてください。
エージェント経由で選考を受け、途中で選考辞退、内定辞退をする場合は、エージェント会社と選考先企業の双方に誠実に対応する必要があります。
また、SPIなどの試験対策アプリ、面接練習用のアプリなどの利用登録と同時に新卒紹介サービスにも登録されるケースもあります。アプリの開発会社
◆その他のサービス
大学の先輩がメンターとなり、無料の相談に応じる団体がありますが、組織名に「上智大学」「支部」とついていても、
本学キャリアセンターで利用を推奨しているものではありません。
ある団体では、登録した個人情報が新卒採用支援会社にも共有されています。
紹介先企業から収入を得るビジネスモデルには変わりなく、意図的に特定企業へ誘導されることもありえますので、利用する際はその点に十分注意してください。
学科やクラス でLINEグループを作り、連絡などに活用している事例が多いと思いますが
最近LINEグループに部外者を招待したことによるトラブルやクレームが発生しています。
学科やクラスのLINEグループに本来の構成員以外のメンバーを招待することは、
見知らぬ個人に連絡をとれる手段を与えるものであり、プライバシーの侵害となる恐れがあります。
現在大学に届けられているものは
「クラスLINEに他学科の先輩が入ってきて、就職活動に関わる宣伝・勧誘をされた」というものですが
・知り合いの先輩から頼まれたから
・同じ大学の学生なので問題ないだろうと思ったから
・有益な情報なので拡散したいから
などの理由であっても、本来の構成員の同意を得ることなく個人の判断で部外者を招待することはトラブルのもとですので、
決して行わないように注意してください。
またこのようなケースでトラブルが起きて困っている場合は、学生センターもしくはキャリアセンターにご相談ください。
学生センター
キャリアセンター
年明けに四谷キャンパス付近でビラ配りをしていた就活塾(一生懸命塾)についての注意です。
当該の就活塾を運営している株式会社もとい社は、
勧誘や契約において特定商取引に関する法律に違反する行為があったため、
2020年3月に業務停止命令を受けています。
当時の行政処分内容はこちら。具体的な事例が記載してあります。
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2020/03/31/04_01.html
現在は業務停止命令を受けて法律を遵守している可能性はありますが、
少しでも不安を覚えた方は、キャリアセンターにご相談ください。
キャリアセンター
03-3238-3581(平日9:30-17:00)
career-co@sophia.ac.jp
万が一、登録をして面談等のアポイントを予定していても、今後の関わりを持ちたくない場合は、
イベントへの不参加や面談、勧誘をきっぱりと断る、LINEをブロック、メールには返信しないなどの対応をとって接触を断ってください。
就職塾等は、たとえ先輩や友人からの紹介であっても、安易に個人情報を提供したり、支払いの契約を結ぶことがないよう注意してください。
また一般的な就職塾であっても、高額な費用に対して必ず自分自身が希望する結果が約束されるものではありません。意図的に特定企業へ誘導されることもありえますので、利用する際はその点に十分注意してください。
活用については慎重に検討し、少しでも不審な点があれば、最寄りの国民生活センターやキャリアセンターまでご相談ください。
https://www.kokusen.go.jp/map/index.html
他大学の事例ですが、2024年2月1日(木)の19時頃、女子学生の携帯電話に非通知でベネッセ社員であることを名乗る人物から不審な電話がありました。
【電話の内容】
・ベネッセには大学から何人も入社していて、キャリアセンターから連絡先を教えてもらった。
・勤務地など希望条件を知っている様子で、イベントの参加を勧められる。
・お酒を飲みながら会わないかと言われる。
・学生が「名前を教えてください」と聞くと、「俺だよ俺」とだけ言って名前を名乗らない。
キャリアセンターから、選考先の企業等に学生の連絡先を伝えることはありません。
内容が怪しい場合は、その場で応答せず該当の企業にかけなおすなどして、個人情報を出さないように注意してください。
また、不審な電話があった場合はキャリアセンターにご相談ください。
東京都産業労働局では、就職活動をする学生向けに「就活必携・労働法」を作成しています。
就職活動に必要な労働法の基礎知識だけでなく、内定取り消しなどのトラブルなど、判例も交えて紹介されています。
パンフレットはキャリアセンターにて配布しています(数に限りがあります)